触れられる、守られる売場
全国約100店舗のスポーツ用品専門店「ヒマラヤ」において、ゴルフ距離計測器やスマートウォッチを実機体験できるフレキシブル什器の開発を支援。
- クライアント
- 株式会社ヒマラヤ
- 業界・業種
- 小売
- 担当範囲
- 企画・提案/設計/什器・筐体製作/機器調達/施工/保守・運用サポート
- 導入製品
- デザイン・ODM、展示用セキュリティ(InVue)
実施施策
ゴルフの距離計測器やスマートウォッチは、スペックを見ただけでは価値が伝わりにくい商品です。手に取り、操作し、数字が動くのを見て、はじめて購入の検討がはじまります。
一方でこれらは小型かつ高単価であるため、そのまま並べれば盗難のリスクが高く、多くの売場ではケースの中に収めざるを得ませんでした。触れば売れる、しかし触らせられない。この矛盾がそのまま売上の壁になっていました。
ADSECは、実機に触れられる状態を保ったまま盗難を防ぐ、造作什器とInVueのセキュリティを組み合わせた体験什器を開発しました。設計で最も重視したのは、1種類でどこにでも置けることです。大島、小島、壁面、エンドと、店舗ごとにレイアウトの異なる売場のどこにでも設置できる構造としています。
既製の什器は設置できる場所が決まっており、売場の状況に合わせて動かすことができません。1種類で多くのロケーションに対応させたことで、お客様が実機に触れられる機会そのものを店内に増やすことができました。導入後、対象商品の売上は導入前と比べて140〜200%に伸びています。

守ることと、売ることを両立させる
“防犯を強めれば、商品は遠くなる。近づければ、盗難のリスクが上がる。売場のセキュリティは長くこのトレードオフの中にありました。
ADSECは、セキュリティ機器を「置くもの」ではなく「売場の設計に組み込むもの」として扱います。什器の形状、設置位置、動線、そして誰がどう触るのか。そこから逆算して構成を決めるため、防犯性を落とさずに商品との距離を縮めることができます。
守るための投資が、そのまま売るための投資になる。ADSECはセキュリティとデザインの両輪で、売場の可能性を広げています。”

