


2013年4月に“うめきた・グランフロント大阪”が開店。そこにドコモの「関西のブランド発信拠点」として位置づける旗艦店ができました。展示空間を一望すると、什器の下部のミラー素材が床面を投射し、あたかも什器自体が浮いているような効果をつくりだしています。その什器からは、余分なものは何も見えず、デモ機だけが浮遊しているようにみえます。これは、展示台上に傾斜をつけ、レベルを落とすことで実現しました。
また、デモ機に吸い寄せられるように展示台に近づくと、レベルを落とした箇所に商品情報が配置されています。情報はすべてデジタルサイネージ化されており、商品の情報が集約されています。見たい情報だけをピックアップして見ることができ、展示をさらにスマートにしています。お客様に必要な情報だけを段階を踏んで発信していくことで、明確かつ魅力的に商品への誘導を実現しています。



壁面におけるスマートフォンのアクセサリー展示では、お客様にアクセサリーを体感してもらうのと同時に、盗難防止が重要な要素である。ロッキングフックとZipの機能の融合によって実現することができました。展示壁面がシャッターパネル状になっているため、ロッキングフックのアタッチメントをカスタマイズでデザインし、空間に応じた展示を具現化しました。



Softbank銀座店では、iPod, iPhoneをはじめ、スマートフォン全種にオリジナルセキュリティーツールを開発しました。また、スマートフォンアクセサリーのてんじには、日本初となる「Zipサンプル展示」や「フィクスチャーアクセサリーセキュリティー」のソリューションで、新しい展示方法を実現しました。



今までの展示手法では、防犯上、デモ機の展示が「とりにくい」という問題がありました。また、店舗側も、メンテナンス性が悪く、売り場の環境の悪影響が生じていました。我々、「守る」より得たノウハウから、様々な解決と商品をより良く、魅力的な展示方法として、ケーブルの一本化展示を実現しました。